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赤堀 光雄; 小林 紀昭; 林 博和; 小川 徹; Huntelaar, M. E.*; Booij, A. S.*; Vlaanderen, P. van*
Journal of Chemical Thermodynamics, 34(9), p.1461 - 1466, 2002/09
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Thermodynamics)UNCl及び(UNl+NHCl)のHCl-FeCl溶液における標準モル溶解熱を溶液カロリメトリー法により測定した。得られた溶解熱から、UNClの標準モル生成熱が-(5594)KJ/molとなることを見いだした。
細野 史一*; 岩城 源三*; 菊地 賢一*; 石田 真一; 安藤 俊就*; 木津 要; 三浦 友史; 逆井 章
IEEE Transactions on Applied Superconductivity, 12(1), p.1037 - 1040, 2002/03
被引用回数:6 パーセンタイル:38.85(Engineering, Electrical & Electronic)核融合装置用トロイダル磁場コイルでは、超伝導コイルの大規模化から熱処理時の歪み劣化が小さいNbAl線材が着目されている。この良好な歪み特性を活かし、NbAl線材をコイルに採用すると、化合物生成の熱処理後に巻線作業(リアクト&ワインド法)が可能となる。このため、熱処理時間の短縮化,大規模な熱処理炉不要,製作工程の簡素化等の大幅なコスト低減が見込め、大型コイルへの適用が期待されている。定常炉心試験装置として計画されているJT-60改修では、NbAl線材のトロイダル磁場コイル適用のための設計・検討が進められている。そこで、JT-60改修計画に対応した銅比4のNbAl線材を、ジェリーロール法を用いて量産規模ベースで製造した。その結果、断線なしに11kmの線材を製造することに成功した。その諸特性について報告する。
Savage, D.*; Lemke, K.*; 笹本 広; 柴田 雅博; Arthur, R. C,*; 油井 三和
JNC TN8400 2000-004, 30 Pages, 2000/01
本報告書では、セメント-水反応に係わるモデルのレビューおよび収集したセメント系鉱物の熱力学データについて報告する。本報告書でまとめた熱力学データには、鉱物およびセメントを構成する化合物の標準モル熱力学特性、関連する水和反応の平衡定数を含む。また、高アルカリ性環境下で安定な鉱物(例えば、沸石など)についても同様にデータ整備を行った。これらの鉱物は、放射性廃棄物処分場におけるセメント系材料から流出する高アルカリ性溶液と処分場周辺の岩盤との反応の結果生成すると考えられる。標準モル特性(すなわち、生成標準モルギブス自由エネルギー、生成標準モルエンタルピー、標準モルエントロピー)、関連する水和反応の平衡定数については、以下の文献による。・セメント鉱物および関係する混合物(Reardon,1992;Glasserほか、1999)・カルシウム-珪酸水和鉱物(Sarkarほか、1982)・沸石(熱量測定の値、様々なデータからの推定値)これらの全データは、個々の値としてとらえるべきものであり、データ全体としての内部整合性はとれていないかもしれない点に注意すべきである。また、本報告の中では、これら個々のデータの精度については評価していない点も留意する必要がある。近年、セメント-水系における幾つかの適切なモデルが提案されている。これらのモデルの多くは、CSHゲル-水系の室内実験データへの経験的な適合を示すものであり、熱力学的に正当化されているものではない。一方、近年、CSHゲルに適した固溶体挙動の熱力学的理論に基づいたモデル化手法が提案されている。この手法については、本報告書の中でレビューすると共に、JNCが行ったセメント-水反応に係わる実験結果と比較することにより検証した。固溶体モデルは、CSHゲルをポルトランダイトとカルシウム-珪酸塩を端成分組成とした非理想固溶体として表現する熱力学的・構造的に妥当なモデルである。2つの端成分の混和性の違いや溶解度は、固溶体の溶解挙動を調べるためのコンピュータコードである「MBSSAS」を求めた。MBSSASを用いて作られたLippmann相図は、ゲルの固溶体と平衡にある溶液組成を計算するPHREEQCへのデータを入力するために用いられた。ゲルの固溶体モデルで計算された溶液組成とCSHゲル-水系に係わる文献の実験データはよく一致している。
小川 徹
J.Chem.Eng.Data, 27(2), p.186 - 188, 1982/00
被引用回数:4 パーセンタイル:54.93(Thermodynamics)系MO-'MC'-C-COの平衡を評価する方法を提示した。一例として、ZrO-'ZrC'-C-CO系を評価した。平衡CO圧としてlog Pco,torr=11.5-16580/Tを採った。同Pcoに第3法則を適用して、ZrC1.00の?Hf°,298を-49.5kcalと求め、燃焼カロリメータによって測定された値との一致を得た。
小川 徹
Scr.Metall., 14(12), p.1309 - 1313, 1980/00
ZrCの炭素副格子を、炭素と空孔の置換型固溶体とみなすことにより、正則溶体近似をあてはめ、その不定比組成での熱力学的性質を記述できることを示した。また、同モデルから導かれる活量式を、統計熱力学的モデルからの活量式と比較し、不定比ZrC中の結合エネルギーの組成依存性について考察した。
田川 博章
Journal of Nuclear Materials, 51(1), p.78 - 89, 1974/01
ウラン-窒素系の相関系と熱力学的性質の研究の現状の展望を行った。特に三二窒化物の非化学量論性と熱力学的性質に重点を置いた。内容は2つの部分に分れる。前半は相関係に関するもので、相状態図の組立てと、-UN-UN系の構造と格子定数の関係について論じた。後半ではUNと-UNの熱力学的性質を取扱った。分解圧、比熱、生成熱と自由エネルギーのデータの要約と評価を行った。(本論文は1973年7月にIowa州 Amesで行われたJapan-US Seminar on thermodynamics and phase relations of nuclear materialsのProceedingsである)